米の手先か「原爆投下しょうがない」発言

 6月29日夕刊に「米国向け弾道ミサイル 首相が迎撃必要性強調」の記事。

 集団的自衛権を研究する有識者懇談会が29日に開かれ、米国に向かう可能性のある弾道ミサイルへの対応について「迎撃が必要」との認識で一致し、政府が憲法解釈で禁じている集団的自衛権行使の容認を求める意見が大勢を占めたとの事。

 安倍首相は懇談会の冒頭で「同盟国が甚大な被害を受ければ、我が国自信の防衛に深刻な影響を及ぼすことは間違いがない」と述べた。

 ところが良く考えてみたらいい。日本が憲法解釈を変更して、集団的自衛権行使を容認し、米国に向かう弾道ミサイルを打ち落とすと表明した時点で、まず、米国に飛ぶはずだった弾道ミサイルが最初に日本を狙うことは明白である。なぜなら、日本の基地を最初に叩かないと米国に弾道ミサイルを撃ち込めないからである。即ち、安倍首相や有識者懇談会が行おうとしている憲法解釈変更による集団的自衛権の行使は、日本が盾になって米国を守ることを表明しているのと一緒である。端的に言うと安倍は「日本国民を犠牲にしてでも米国の防御を優先する」と言っているのである。これが売国行為でなくてなんだというのか!

 30日には久間防衛相が「原爆を落とされて長崎は・・・・・しょうがないなと思っている」と麗沢大学で述べている。久間は長崎出身である。講演の内容自体は、昔から言われてきた米国の立場から見た原爆投下肯定論で目新しくも何ともないが、それを日本の政治家、それも長崎出身の閣僚が述べるとは何事か。

 これら2件を見て分かることは、安倍や久間は日本国民のことを考えずに米国のことを第一に考えていることは明白である。安部や久間だけでなく、自民党はずっとそういう立場だった。

 美しい国とか、訳の分からないことを言わずに、安倍は次のように国民に言うべきである。『日本国民は命を懸けて米国民を助けましょう!米国の為に進んで命を投げ出すだけの愛国心を持ちましょう!

 そういえば、昔、中曽根が日本列島不沈空母構想とか、言っていたような。要するに日本は盾だろ!米国を守る。

 テレビで日高レポートを見ていると米国高官が日本政府に望むことをべらべらしゃべっている。安倍は、正に米政府が望んでいることを米国に変わって日本を操っているのである。安倍は米国の傀儡だな。自民党自体がそうなんだからしょうがないか。

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